カラヴァッジオ、早熟性不変で即戦力の期待 ハイランドリールは芝2400メートル路線で一発あるか
2026年8月19日 05:30
【2歳新種牡馬紹介(9)】カラヴァッジオ 2014年生まれ 芦毛 米国産 父スキャットダディ、母メッコホクテ(母の父ホーリーブル)英・愛・仏で10戦7勝 主な勝ち鞍はフェニックスS、コモンウェルスC、コヴェントリーS 2歳産駒45頭。
G1・2勝を含むデビュー6連勝の才気を発揮した天才肌のスプリンター。世代限定戦での強さは今のところ最後の北半球統一2歳王者である父系祖父ヨハネスブルグ、事実上最後の米3冠サイヤーとなる父スキャットダディから継承した特性といえる。種牡馬としても早熟性は不変で、在欧時の初年度産駒の活躍で21年の英愛新種牡馬チャンピオンとなった。自身は1300メートル超の出走歴がないが、産駒からは芝16Fのグレード勝ち馬も出ており、現役時のイメージ以上に距離には融通が利く。阪急杯を制した輸入産駒アグリによって日本の芝コースへの適応力も実証済み。種付け頭数の約3分の1にとどまった産駒数から“2度目の新種牡馬リーディング”は厳しいが、即戦力に見合うアベレージは期待できる。
ハイランドリール 2012年生まれ 鹿毛 愛国産 父ガリレオ、母ヴェガー(母の父デインヒル)英・愛・北米・香・豪・仏・首で27戦10勝 主な勝ち鞍はBCターフ、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、プリンスオブウェールズS、コロネーションC、セクレタリアトS、香港ヴァーズ(2回) 2歳産駒28頭。
芝の大レースを求めて世界各地を飛び回り、3カ国でG17勝を挙げたマイレージコレクター。種牡馬としては現3歳までの5世代からイタリア、北米、シャトル先のオーストラリアでグレードレース勝ち馬が出ている。自家生産用に近い供用環境だが、本領の芝2400メートル路線で一発長打があるかも。(サラブレッド血統センター)