【秋華賞】あるぞキズナ産駒の上位独占 モンローウォークVSドリームコア

2026年10月14日 05:30

 今年は牝馬3冠の最終戦、秋華賞にクラシックホースのエントリーがない。これは84年のグレード制導入以降、02年、19年に次ぐ7年ぶり3度目のレアケース。02年はデビュー4連勝でローズSを制したファインモーションが圧倒的1番人気に応えて優勝し、19年は桜花賞、オークス連続3着だったクロノジェネシスが春2冠の雪辱を果たした。

 今回の“特異年”ではくしくもファインモーションと酷似した戦歴の上がり馬モンローウォークが脚光を浴びている。前走のローズSを含め4戦4勝。全て余力残しの完勝というパフォーマンスの傑出度も“令和のファインモーション”の二つ名に見合うものだ。母のアンフィトリテ2は豪G1・MRC(メルボルンレーシングクラブ)1000ギニーなどグレードレース3勝を挙げた活躍馬。ちなみにこの母に3×4でインブリードされたデインヒルはファインモーションの父である。

 一方、血統的にもまさしくクロノジェネシスの再来といえるのがオークス2着のドリームコア。母はクロノジェネシスの1歳違いの半姉であるヴィクトリアマイル、香港C優勝馬ノームコアで、7年前、桜花賞馬とオークス馬不在の秋華賞でG1初制覇を果たした後のグランプリホースとは叔母と姪(めい)の関係となる。加えて母の父ハービンジャーは、父として17年の優勝馬ディアドラと3着馬モズカッチャン、22年の2着馬ナミュール、24年の優勝馬チェルヴィニアを出した秋華賞マイスターだ。

 モンローウォークもドリームコアも同じキズナ産駒。過去6年、累計16頭出走で2着1回(21年ファインルージュ)、3着1回(25年パラディレーヌ)という種牡馬キズナだが、第7世代は他にローズS2着のエンネ、条件戦連勝中のラベルセーヌを合わせた4頭出しの総力戦となった。14~16年の“3連覇”を含む5頭の優勝馬を出した秋華賞歴代最多勝サイヤー、ディープインパクト後継の真価を見せつける上位独占まで想定しておきたい。(サラブレッド血統センター)

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