【京成杯AH】残暑でも元気!アンセム波乱演出だ
2018年9月5日 05:30 荒れやすい中山開幕週のハンデ重賞「第63回京成杯AH」で波乱を演出するのはショウナンアンセムだ。今春には持ち前の逃げ脚で準オープン、オープン特別を2連勝。先週の新潟記念(ブラストワンピース)を制した池添との初コンビで重賞初タイトルをつかむ勢いだ。
毎日4、5頭の調教に騎乗している田中剛師が汗を拭いながら厩舎へ引き揚げてくる。「ショウナンアンセムも追い切りを含めて週2回、自分で乗っていますが、残暑でも元気いっぱいですよ」。馬と直接コンタクトを取って体調を見極めるのがツヨシ流。アンセムの変化にも気付いていた。「春からトモに力をつけてきました。そのため以前のようにゲートでトモを落としてバランスを崩すこともなくなった。関屋記念(10着)はうまく脚がたまらなかったけど、巻き返せます」。5日の最終追い切りも師自ら手綱を取る。