「芝は逃げ、先行馬有利」は思い込み…秋の中山高額条件は差し、追い込み狙え!!

2018年9月5日 05:30

秋の中山開幕週・芝レースの脚質別成績

 開幕週の芝レースを攻略する上で見逃せないのが脚質。一般的に開幕週の芝は時計が速く、逃げ、先行馬が有利とされる。秋の中山も傾向通り、前に行った馬が高いアベレージを残している。当然、差し、追い込み馬は数字上も分が悪い。だが、これは下級条件に強い傾向。高額条件になればなるほど差し、追い込み勢の台頭が顕著になる。

 開幕週のG3として定着している京成杯AHは過去3年で逃げ切りVなし。3着までに入った9頭中8頭が、4角を6番手以下で通過している。能力が接近しているオープンでは、逃げ馬に対するマークも厳しい。好位勢も早めに前を捉えに動くため、前崩れの流れとなりやすい。今年で言えば同舞台のダービー卿CTを差し切ったヒーズインラブが不気味。中山【3・1・1・1】と舞台適性も高い。一方、上位人気確実の中京記念2着ロジクライは先行馬。過去の傾向からは手を出しづらい存在と言える。

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