【皐月賞】コントレイル、予定通りのローテーション 長期休養明けも問題なし
2020年4月16日 05:30
調教前に運動するコントレイル（撮影・亀井 直樹）
【取捨選択・コントレイル】コントレイルの取捨はローテーションの是非に限る。ホープフルSからの直行は昨年Vのサートゥルナーリアと同じ。前哨戦を使わない近年のトレンドを踏襲した形だ。矢作厩舎のぶっつけといえば昨秋のラヴズオンリーユーが思い浮かぶ。オークスからエリザベス女王杯へ直行し3着に敗退したが、これは秋華賞を右前脚の爪の炎症で回避し、軌道修正したもの。ホープフルS後すぐに皐月賞一本と明言した今回とは過程が明確に違う。
予定通りのローテーションで思惑通りの調整が進められた。トレセン、外厩の調教技術が充実している今の時代に長期休養明けを嫌う必要は全くない。となれば、当然印は重くなる。未対戦の強力ライバルもいるが、恥ずかしい競馬は絶対にしない。
