【新馬戦総括】ダノンザキッド 将来性評価“クラシック級”の器か

2020年6月30日 05:30

 良血馬がそろった阪神芝1800メートルは、ジャスタウェイ産駒のダノンザキッドが楽勝した。大柄で緩さを残す現状だが、それでいてこれだけのパフォーマンスだから、将来性はかなりのもの。クラシックに乗れる器かもしれない。

 超スローの阪神芝1200メートルを差し切ったメイショウイチヒメは、いい決め手を持っている。G1を3勝したメイショウマンボの初子として注目を集めるが、父メイショウボーラーの血が強く出たタイプ。428キロとは思えないボリューム感の体も好印象だった。血統的に気性が悪い方に向かわないかという不安はあるものの、順調ならオープンまで出世できていい。

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