【小倉記念】ランブリングアレー ラスト1F12秒2に手応え「前向きさ出てきた」

2020年8月13日 05:30

<小倉記念>単走で追い切るランブリングアレー

 強豪が次々と出てくる友道厩舎。次なるスター候補の一頭だろう。ランブリングアレーはCWコースで単走。ラストは軽快に四肢を繰り出し、1F12秒2を馬なりでマークした。4Fは51秒5。馬自身が走りたくてうずうずしているようなムードがあった。「いつも通りに前向きな気持ちがあった。いろいろなことを経験して前向きさが出てきたのかな」と友道師は語った。

 以前は前向きを超えて“力み”になっていた。3走前の2着は道中で口を割り、力んだのが敗因。そんな苦い経験を乗り越え、リラックスしながら前向きという新たな境地にたどり着いた。「競馬では折り合いがつく。自在に動けるので小回りの小倉はいい」。当地では今年2月の日田特別を快勝。逃げて押し切る余裕十分の競馬だった。軽い芝がフィットする。ここがオープン初戦だが、いきなり重賞Vも夢物語ではない。

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