【小倉サマーJ】スプリングボックスで倍返し 寺島師「集中力を切らさず走れれば」

2020年8月27日 05:30

 【東西ドキュメント・栗東=26日】調教開始時間(午前5時)の気温は23度。だいぶ過ごしやすい気候になった。4週間の短期決戦となった夏コク開催も後半戦に突入。毎週重賞が組まれており、今週土曜はJ・G3「小倉サマーJ」が行われる。

 寺下は重賞初制覇を狙うスプリングボックスに注目。主戦の森一馬は小倉に滞在しているが、パートナーは栗東で調整中。この日の最終追いは、川又を背にCWコースでパワフルな動きを見せた。さっそく寺島師を直撃すると「2週続けてしっかり乗れているし動きは良かった」と満足げ。

 昨秋から障害に転向して2戦目の未勝利を勝ち上がると、続く中山新春ジャンプSも連勝。前走の東京ジャンプSは0秒3差の4着に好走した。「前に行った馬がつぶれる中、最後も差し返していたし内容は良かった。小倉のコースはタスキがあるし、集中力を切らさず走れれば」と意気込む。前半2週の小倉重賞は予想がサッパリだった寺下。後半戦で“倍返し”しよう。

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