【ローズS】勝っちゃうか!?上昇気配チャイカ
2020年9月18日 05:30 【東西ドキュメント・栗東=17日】実績は別にして、ローズSで最も陣営の手応えを感じたのは今野厩舎のチャイカだ。最終追いは坂路で4F55秒2~ラスト1F12秒2。目立つ数字ではないものの、トレーナーは「思い通りの稽古ができた。見た目以上に良かったです」と満足げに笑顔。ひょっとして穴馬候補か?今野師の自信ありげな口調に田村の評価は急上昇した。
「以前は攻め駆けするタイプではなかったのですが、最近はグングンと稽古が良くなってきたんです」
前走の未勝利は2カ月ぶりの実戦。今野師は「馬体にボリュームが出て、成長を感じていた」と振り返る。陣営の期待通り、2番手から早め先頭で押し切りV。成長を証明した。
「完勝の内容でしたね。今回はさらに体が増えているけど、それも成長分。先行でも差しても競馬ができる馬。このメンバーでどれだけやれるか楽しみです」
1勝馬の身ではあるが、上昇度という点ではチャイカがNo.1。勢いを味方に初の重賞舞台に挑む。