【セントライト記念】好調教サトノフラッグ!戸崎と復活の時

2020年9月18日 05:30

美浦トレセンで追い切った戸崎圭太騎乗のサトノフラッグ(撮影・西川祐介)

 【東西ドキュメント・美浦=17日】セントライト記念で春の雪辱を期すサトノフラッグ。1週前に続いて最終追いでも、その背には戸崎の姿があった。ウエスタンエポナ(2歳未勝利)、ブルメンダール(2歳新馬)とWコースで3頭併せ。ウエスタンが先行しブルメンが6馬身追走。さらにその6馬身後方をフラッグが追走する形でスタート。3~4角のコーナリングを利して最内に潜り込むと、必死に食い下がるブルメンに馬なりで併入。ウエスタンには5馬身先着し、5F65秒6をマーク。鈴木智にはラストの伸びの良さが印象に残った。

 戸崎は「先週ある程度しっかりやって(5F64秒4)変わりそうな感じがあったけど、動きは良くなっている。追えば伸びそうだったし、まだギアはありそう」と手応え。戸崎が実戦でフラッグに騎乗するのは昨年10月の新馬戦以来。「全然違う。筋肉の柔らかさ、フットワークの軽さ、反応も違った」とかなりの感触を得ていた。3月のディープインパクト記念弥生賞の覇者。中山は復活には最適の舞台だ。

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