アーモンドアイJC参戦!これがラストラン…無敗の牡牝3冠馬コントレイル&デアリングタクトと激突

2020年11月12日 09:59

「天皇賞・秋」を制したアーモンドアイ(右)

 1日の天皇賞・秋を制して史上初の芝G1・8勝を成し遂げたアーモンドアイ(牝5=国枝、父ロードカナロア)は未定となっていた次走がジャパンC(29日、東京芝2400メートル)に決まった。所有するシルクホースクラブが発表。鞍上ルメールで、これがラストランになる。天皇賞後は美浦トレセンに帰厩して馬体をチェックしてから4日、福島県のノーザンファーム天栄に放牧に出された。5日になって登録済みの香港カップ(12月13日、シャティン芝2000メートル)に選出。国内戦か香港遠征か、次走は2択とみられていた。

 ジャパンCは既にコントレイル(牡3=矢作、父ディープインパクト)、デアリングタクト(牝3=杉山晴、父エピファネイア)と無敗の牡牝3冠ホースが参戦を表明している。

 国枝師は「きょう(12日)天栄に来てアーモンドアイを見ました。馬の状態を確認して、予定通りジャパンCに行きます。良い競馬ができると思いますので、頑張っていきたいと思います。そしてジャパンCをもって競走生活を終えると決まりました。全力投球していきたいと思います。応援のほどよろしくお願いいたします」とコメント。

 コロナ禍にあっても中央競馬は開催が途切れることなく毎週、話題を提供してきた。そして「11・29」に夢の対決が実現。歴史に残る一日になりそうだ。

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