【ジャパンC】(13)ユーキャンスマイル得意な府中で期待
2020年11月27日 05:30 【G1ドキュメント・栗東=26日】ジャパンカップのレース当日、東京競馬場は4383の席数に対して、5万587人の応募があった。まさに“プラチナチケット”だ。新谷は当日、阪神競馬場で勤務。馬券を買って、ターフビジョン越しでも東京競馬場の雰囲気を味わいたい。
木曜午後2時すぎにジャパンCの馬番が発表。新谷が注目したのは、3頭出しで挑戦する友道厩舎のユーキャンスマイルだ。休み明けの前走アルゼンチン共和国杯は中団から末脚を伸ばしたものの4着。大江助手は「58キロに加えて、コース取りの差が結果に出てしまった」と悔しそうな表情を浮かべた。それでも本番での逆転を諦めていない。東京は昨年の天皇賞・秋4着、ジャパンC5着と好走した舞台だ。「この馬にとって東京2400メートルはベストの条件だと思います。相手、馬場や流れに左右されることなく大崩れなく走ってくれる。一発狙います」と闘志を燃やす。
7枠13番について「乗り手に従順ですし、ジョッキーもこの馬のことを良く分かってくれているので影響はない」と意に介さない。
菊花賞馬ワールドプレミア、ダービー馬マカヒキ、重賞3勝ユーキャンスマイルにそれぞれ武豊、三浦、岩田康を配した。大江助手は「3頭ともトップジョッキーが騎乗してくれますからね。何も注文をつけることはないです。いい競馬を期待しています」と力強く締めくくった。