【ホープフルS】ランドオブリバティ 放牧挟み成長「体がたくましくなった」

2020年12月21日 05:30

ランドオブリバティ

 有馬記念出走馬が続々とコース入りした日曜朝、目を引いたのがWコースを軽やかに駆けるランドオブリバティだった。ホープフルSと同じ舞台の芙蓉Sを完勝し、堂々G1へ。鹿戸師は「山元トレセンへの放牧を挟んで体がたくましくなった。早めに美浦に戻してからは週2本ずつ時計を出している。調教量も足りているし、順調に仕上がっている」と前向きだ。

 不良馬場の新馬戦(新潟芝2000メートル)を勝って臨んだ前走・芙蓉S。2番手から鋭く抜け出し、楽な手応えで後続を3馬身半突き放した。良馬場でもキレキレ。完成度の高い競馬に見えたが鹿戸師は「まだ緩いところがある。普段はバタバタと余計なことをして気性も子供。それでデビュー2連勝だから素質は高いと思う」と伸びしろに期待を寄せる。この舞台を経験しているのは強み。「来春のクラシックにつながる競馬をしてもらいたい」と結果と内容を求めていく。

特集

2020年12月21日のニュース