【大阪杯】福永 コントレイルに期待「力を出し切ることに専念」
2021年4月1日 05:30 「第65回大阪杯」の最終追い切りは3月31日、栗東と美浦のトレセンで行われ、昨年の牡馬3冠を無敗で制したコントレイルは、坂路単走でスピード感あふれる動きを見せた。
【福永に聞く】
――先週までの2週、またがった印象は?
「いい休養を過ごし、成長して帰ってきた。幅が出て肉付きが良くなってボリュームが出た。2000メートルのG1に臨むにはいい傾向だと思う」
――よりスピードが出てきた印象ですか?
「そういう血統。(短距離へ向けた)造り方をすれば、1200~1600メートルにも対応できるのではと思えるほどのスピードがあると思う」
――昨年、秋の2戦を振り返って。
「菊花賞が激しい競馬で、馬自身もダメージがあった。いい状態でジャパンカップに出走はできたけど、疲れ、精神面のストレスが少し残っていた。当日はいつもよりナーバスで、ゲートの中では今までないぐらい暴れていた」
――4カ月ぶりの出走となる。
「間隔は心配ない。テンションが上がりやすいので、そこが心配だったけど、調教を積むごとに落ち着いてきた」
――ライバルは。
「強い牝馬との対決で簡単ではないけど、コントレイルの力を出し切ることに専念して、自分のやるべきことをしっかり丁寧にやっていきたい」
――コントレイルへの期待。
「将来は種馬としても期待されているので、そこへ向けて実績を重ねて無事にスタッドインできることが一番大きな役割なので、強い相手でも結果を出して、コントレイルの名前を高めていきたい」