【桜花賞】逃げか大胆追い込みか…横典にお任せ!メイケイエール一撃あるぞ
2021年4月6日 05:30 人気はソダシに譲るが、一撃の魅力ならメイケイエールだろう。重賞3勝を含む5戦4勝。しかも「まだ1回も折り合ったことがない」(武英師)というから、潜在能力は底知れない。前走のチューリップ賞は道中完全に折り合いを欠いて鞍上の武豊がなかば立ち上がるシーン。それで押し切ってしまうのだから強い。
レースぶりからは手が付けられない“おてんば娘”に見えるが、担当の吉田助手が馬に代わって「気が悪いのではなく、真面目すぎるんです。もうちょっとズブさが出てきてもいいのかな」と弁明する。
今回鞍上にはテン乗り(初騎乗)になる横山典が起用される。勝てば8大競走完全制覇。武英師は「感性で乗ってもらいたい」と名手に全権委任の構えだ。逃げか、大胆な追い込みか。“折り合えた”メイケイエールにはおそらく誰も勝てない。