【マイラーズC】エアスピネル半馬身先着 笹田師「8歳になっても変わらない」

2021年4月22日 05:30

鮫島克駿が騎乗し、坂路コース併せ馬で追い切られたエアスピネル

 今年のフェブラリーS2着と、8歳にして堂々たる戦歴のエアスピネル。一般的にダートに転じて新境地を切り開けば、その路線を貫くものだが、同馬の場合はかつて得意としたフィールドの芝へと再び戻ることで注目を集めている。

 追い切りはやはり動く。メイショウカリン(7歳オープン)との坂路併せ馬は最後に気合をつけただけでラスト1Fは12秒1を刻み半馬身先着。全体時計の52秒フラットも優秀だ。

 騎乗した鮫島駿が「ラストは気合を入れつつ反応を確かめました。さすがの動き!」と満足そうにすれば、見届けた笹田師も「8歳になっても変わらないね」と活気に満ちた登坂に目を細めた。

 マイラーズCは17、18年に2→3着しており今回は3年ぶり3度目の参戦。勝手知ったる舞台に“変則2刀流”が、第3期の充実期を迎えて戻ってきた。

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