【セントウルS】レシステンシア スプリンターズS主役へ堂々V!ルメール歓喜「ヨシッ」

2021年9月13日 05:30

<中京11RセントウルS>外から伸びたピクシーナイト(中央)の急襲をしのいで勝ったレシステンシア=右(撮影・亀井 直樹)

 サマースプリントシリーズ最終戦「第35回セントウルS」が12日、中京競馬場で行われ、クリストフ・ルメール(42)騎乗の1番人気レシステンシア(牝4=松下)が2番手から抜け出し快勝。優先出走権を手にしたG1スプリンターズS(10月3日、中山)の有力候補に浮上した。なお同シリーズはファストフォース(牡5=西村)が優勝を飾った。

 進化した2歳女王がスプリント界のニューヒロインに名乗りを上げた。単勝1・9倍のレシステンシアが2番手追走から抜け出し、ゴール前で外から強襲したピクシーナイトを首差振り切ってV。引き揚げてきたルメールは馬上で何度も「ヨシッ」とガッツポーズをつくり、喜びを口にした。

 「ギリギリセーフでした。スタートは凄く速かったし、すぐ前のいいポジションを取ることができたね。直線で外に出したら凄くいい脚を使ってくれた。能力で勝つことができたね」

 スプリント界でもスピードは現役屈指。好スタートからハナに立つと、内から主張したシャンデリアムーンを先に行かせて2番手をキープした。3~4角では外からジャスティンにかぶされたが、焦らず我慢。鞍上は「逃げ馬の後ろでひと呼吸置くことができたよ」と涼しい顔で振り返った。

 スムーズに先行して押し切るのが必勝パターンだったが、競られる形でも結果を出した。松下師は「横に馬を置く形は初めてかも。本番はもっと先行馬も出てくるだろうし、収穫があったね」と愛馬の成長に目を細める。「高松宮記念(2着)よりも楽にいいポジションを取れた。千二のレースも2回目で良くなっていた」と手応えをつかんだ。

 この勝利で優先出走権を手にしたスプリンターズSが視界に入った。ルメールは「今日は休み明けでしたしG1レベルで改めていい結果を出すことができる。凄くいい馬」と太鼓判。指揮官も「中2週になるんで、しっかり疲れを取って体を戻したい」と気を引き締めた。

 昨年のスプリンターズSは牝馬のグランアレグリアが2度目のスプリントG1で見事V。短距離界も牝馬が強い。19年阪神JFを5馬身差で圧勝したレシステンシアが、新たなフィールドで2階級制覇に挑む。

 ◆レシステンシア 父ダイワメジャー 母マラコスタムブラダ(母の父リザードアイランド)17年3月15日生まれ 牝4歳 栗東・松下厩舎所属 馬主・キャロットファーム 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績11戦5勝(重賞4勝目) 総獲得賞金3億6301万7000円 馬名の由来はアルゼンチンにある州都の名。母の生産国より連想。

 【セントウルSアラカルト】

 ☆騎手&調教師 ルメールは19年タワーオブロンドン以来、同レース2勝目。JRA重賞は札幌2歳S(ジオグリフ)以来で今年11勝目、通算118勝目。松下師のJRA重賞Vは今年の阪急杯(レシステンシア)以来で通算9勝目。

 ☆種牡馬 ダイワメジャー産駒は12年エピセアローム以来で同レース2勝目。JRA重賞Vは今年の新潟2歳S(セリフォス)以来で通算41勝目。

 ☆1番人気強し 16年ビッグアーサー以降6連勝。単勝190円は同レースの式別最低払戻金額。

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