【毎日王冠】東京1800はダイワキャグニーの好舞台

2021年10月7日 05:30

ウッドチップコースで追い切るダイワキャグニー(撮影・郡司 修)

 【東西ドキュメント・美浦=6日】競馬の秋の季語!?といえば、毎日王冠とダイワキャグニー。Wコースにくぎ付けの小田の視野には、すぐに飛び込んできた。6F83秒2~1F12秒0(馬なり)。躍動感十分に駆け抜けた。菊沢師は3日に自ら騎乗し、坂路で57秒2(馬なり)で感触をつかんでいる。「週末にしまいを自分で乗った感じで、今週は単走でいいかなと。いい感じで気分良く走れていた」

 東京1800メートルといえば、昨年6月エプソムCの重賞初Vが記憶に新しい。雨上がりの泥んこ馬場の中、レース当週に他界した大城敬三前オーナーへの弔い優勝。去勢手術を施して挑んだ昨秋の毎日王冠は2着を死守した。指揮官は「東京1800メートルはこの馬の力が一番発揮できる舞台。おかげさまで、毎日王冠は今年で4回目。それも称えられると思う。去勢後だった昨秋と比べても状態は今年の方がいい」と目を細めた。コツコツ走り続け、これまで30戦消化。小田は今秋も「ダイワキャグニー」の名が出走表にあることが心底うれしかった。

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2021年10月7日のニュース