【東京新馬戦】エリカヴィータ 立て直して順調、国枝師「いい切れ味がある馬で東京マイルは合う」

2021年10月15日 05:30

 東京土曜3R(芝1600メートル=牝馬限定)ではエリカヴィータ(牝=国枝、父キングカメハメハ)が好仕上がりだ。20年セレクトセール1歳セリで1億8700万円(税込み)で高額落札された。近親には10、11年高松宮記念連覇のキンシャサノキセキがいて、血統的にも奥が深い。ルメールが騎乗した水曜13日の最終追いはWコースで5F67秒5~1F12秒2(馬なり)。フィアスプライド(3歳1勝クラス)と併入した。

 国枝師は「夏に使うプランもあったが、メンタル面が落ち着かず、いったん放牧に出して立て直した。その後は順調で、追い切りに騎乗したルメールも“いい馬”と言ってくれた。馬体もしっかりしている。いい切れ味がある馬で、東京マイルは合うと思う」と手応えを得ている。秋の東京芝1600メートルといえば、先輩の3冠牝馬アーモンドアイも初白星(2歳未勝利戦)を飾って羽ばたいた。クラシックへ好発進を飾るか。

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