【有馬記念】アスリートが語る、アスリートの沸点~本橋菜子~
2021年12月24日 13:40 中央競馬の一年を締めくくる「第66回有馬記念」は26日、中山競馬場で行われる。多くのドラマが生まれて盛り上がった2021年の競馬界。スポーツ界のトップアスリートは競馬界のビッグレースをどのように捉えているのか。バスケット女子の本橋菜子(28=東京羽田ヴィッキーズ)に有馬記念に込める思いを聞いた。
2020年の末にけがをしてから、1 日1 日が必死で、あっという間に過ぎたなと思います。東京大会が終わってからの方が色々な人から連絡をもらったり、TVに出たりしてメダリストになったんだなと実感します。
実は競馬の経験は全くなくて(笑)。でも、そんな私でも有馬記念は聞いたことがありますし、CMなどでもよく見る印象です。一番大きなレースということなので、今年は注目してみようと思います。
応援したい馬は、キセキですね。名前が好きですし、けがを乗り越えて復活した自分の姿とも重なるので。出走表を見ていると、意外と母の勝利数とかも気になるんですよね。勝利数とか、血を継ぐものも大きいのかなと思って。メロディーレーンはお母さんが5勝もしているんですよね。そこも1つ注目ポイントかなと思いました。有馬記念は2021年を締めくくり、2022年に向けての一つの節目ですよね。
2022年は、東京大会が終わってバスケットへの注目が増えた今、盛り上げていくチャンスだと思っています。強い馬がたくさん集まる有馬記念と同じように、1 月末にはオールスターゲームがあるので、ファンの方々にバスケットの面白さを伝えていけたらいいなって。所属チームでのプレーでは、ベスト8位上が目標なので、また1試合1試合ごとにチームとして成長していって、その目標を達成できるように頑張っていきたいです。有馬記念と同じくバスケットも盛り上がっていけたらいいなと思います。