【新馬戦総括】ブラックノワール 能力の高さ証明、ロールアップは決め手非凡

2022年2月8日 05:30

<東京6R新馬戦>差し切って快勝したルメール騎乗のロールアップ=右(撮影・白鳥 佳樹)

 土曜東京芝1800メートルのブラックノワールは将来性を感じさせる勝ちっぷりだった。スタートを決め、ハナを主張。前半1000メートル62秒3とスローに持ち込み、上がり3F34秒6でまとめて逃げ切り。着差以上に余裕があり、能力の高さを見せた。母は08年秋華賞馬ブラックエンブレム。血統背景も申し分なく、今後の成長に注目したい。

 日曜は東西の芝マイル戦でディープインパクト産駒が勝ち上がった。東京のロールアップは中団から直線鋭く伸びて差し切り。非凡な決め手を見せつけた。中京で初陣Vのゼッフィーロは好位で上手な立ち回り。追って味があり、距離が延びても良さそうだ。

特集

2022年2月8日のニュース