【フラワーC】“ナミュールに続け”スタニングローズ ラスト1F12秒0の好時計!高野師も太鼓判

2022年3月18日 05:30

坂路にて併せ馬で追い切るスタニングローズ(右)(撮影・亀井直樹)

 3歳牝馬重賞に強い高野厩舎。フラワーCに送り込むスタニングローズも重賞初Vを狙う。最終追いは坂路でパーラーギター(3歳未勝利)と併せ馬。道中はゆったり併走しながら、折り合いに専念。残り200メートルでゴーサインが出ると、鋭い切れ味で一気に僚馬を1馬身半突き放した。ラスト1Fは2週連続で12秒0の好時計。見届けた高野師は状態面に太鼓判を押す。

 「状態は素晴らしく言うことない。使い込んでいた昨年の後半と比べても雲泥の差だと思う」

 高野厩舎は牝馬のショウナンパンドラ、レイパパレでG1制覇。牝馬クラシックにつながる3歳牝馬重賞もファンディーナ(17年フラワーC)、リバティハイツ(18年フィリーズレビュー)、エリザベスタワー(21年チューリップ賞)が勝って、今年のチューリップ賞もナミュールが制した。スタニングローズについても「少し間隔を取った方がいい馬だし、ここを目標に獲りにいこうと思った」と期待を寄せる。まずタイトルをつかみ取り、名牝への道を歩む。

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