【大阪杯1週前追い】エフフォーリア 余裕残しもラスト11秒6、鹿戸師「あと2本でいける」

2022年3月25日 05:30

ウッドチップコースで追い切るエフフォーリア(撮影・郡司 修)

 大阪杯(4月3日、阪神)の1週前追いが東西トレセンで行われた。美浦では昨年の年度代表馬エフフォーリア(牡4=鹿戸)が横山武を背にWコース、3頭併せ。フミローグ、コスモダークナイト(ともに3歳未勝利)を10馬身追いかけた。間隔を空け過ぎたためか、なかなか差は詰まらなかったがゴールすぎにようやく追いついてフィニッシュ。6F83秒1~1F11秒6をマークした。

 鹿戸師は「体に余裕があったので少し後ろから追いつくようにした。思ったより前の馬が頑張ったが、これでちょうどいい。ジョッキーも“まだ余裕があるね”と言っていた」と説明。馬体重は追い切り前で526キロ。前走・有馬記念時が516キロだっただけに、まだ太め残りの現状だ。「あと2本でいける」と指揮官。週末に追い、最終追いできっちり仕上がるとの判断。現役最強馬は始動戦に向け順調だ。

特集

2022年3月25日のニュース