【オークス】ナミュールの高野師、状態に自信「シルエットは少し大きく」食欲も旺盛
2022年5月18日 10:07 3歳牝馬クラシックの第2弾、G1・オークス(22日東京競馬場、芝2400メートル)の共同会見が18日、行われた。ナミュールを送り出す高野師の一問一答。
――桜花賞は18番枠
「枠が出てからは18番でも構いませんという発言をしていたが、それでも勝ってくれると信じての発言だった。結果的にはそうではなかった。18番というのは厳しかった。外を回る展開と、最後疲れてしまったかなと思った」
――それでも勝ち馬から0秒3差だった
「10着という数字は1番人気に推された馬にしては悪い成績だったが、レース内容と着差を見ると、次に向けて十分、巻き返せるかなと思っていた」
――桜花賞の後の調教過程
「馬体重、デビューから少しずつ減っていて。チューリップ賞も3カ月あいた割には増えずに出してしまった。そこから桜花賞までも馬体の維持は苦労した分、それもあったかな。ほんとのパフォーマンスを出せていないんじゃないかなという感覚はあった。そこを主眼においてノーザンファームしがらきさんにお願いしたが、リラックスした環境で精神面をリラックスさせて、それに伴って肉体もフレッシュになって段々、馬体もふっくらしていくというのを主眼においてここまでやってきた」
――馬体はいい感じで戻ってきたのでは
「桜花賞の前よりは、見てくれのシルエットは少し大きくなったかな。(食欲も)桜花賞の前よりも食に対する欲はあるなとみている」
――追い切りについて
「時計を出して能力を上げましょうとかいう考えはなくて。最後の1Fに関しては反応を出して一生懸命、体を動かして大きなフットワークをつくる意図だったが、いい最終追い切りができたんじゃないかな」
――距離は
「走ったことがないので、本当のことは分からないが、この馬のきょうだいたち、長い距離で成績を出している馬が多い。母系はマルシュロレーヌも輩出している母系で底力もある。父もハービンジャーだし、大丈夫と思っている」
――課題はあるか
「ここまで順調にこられたし、課題はあったが、中立もだいぶ定まってきたし、大丈夫だと思っている」