【日本ダービー】調教師史上3人目へ!木村師ワンツー挑戦「自分は幸せなんだと一番感じる」

2022年5月26日 05:30

イクイノックスとジオグリフを管理する木村師(撮影・郡司 修)

 【激ウマ情報】木村師は正直な人だ。緊張や重圧があることを隠さない。その上で懸命に乗り越えようとする。桜花賞からの春G16戦中5戦に管理馬を出走させ、その上でダービーについてこう語った。「G1というのは毎週が大変ですけど、包み隠さず言えば、やっぱり今週は特別です。ダービーは越えたことのない壁なので、どれだけ大きいのか分からない」

 尾形藤吉(34、52、63年)、藤本冨良元調教師の4例しか達成のないダービー・ワンツーに挑む。ダービーへの思いを問われた木村師はしばらく沈黙。そして「なかなか一言では言い表せない。こういう状況で仕事させていただき、どれだけ自分は幸せなんだと一番感じる」。高ぶる気持ちに声を震わせた。今週も緊張感を力に変える。

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2022年5月26日のニュース