【函館記念】レッドライデン直前の気配に要注目
2022年7月14日 05:30 【東西ドキュメント・美浦=13日】函館といえば滞在競馬が基本。ただ、美浦からならフェリーで海を渡る分を含めても半日程度での移動が可能。そのため、レース直前に輸送するケースも少なくない。
「うちは開業当初から函館は“通い”がメイン」。そう話す鹿戸師は、函館記念に送り込むレッドライデンの最終追いを美浦で行った。Wコース単走で5F68秒4~1F12秒1(馬なり)。浜田が師に感触を問うと「先週併せ馬でしっかりやっているし、明日(木曜)輸送だから十分でしょう」と満足顔だ。
前走の福島民報杯は16着に大敗したが「前を追いかけようとしたら、馬が鞍上に逆らった。気難しい面を出してしまった」と振り返る。一方で年明けには2→3勝クラスを鮮やかに連勝。「自分のリズムで気分良く走ることができれば、(位置が)後ろからでもいい競馬ができる。今回も気分次第だけど54キロは魅力。展開ひとつで好勝負になっても」と意気込む。今回はレースで力を出し切れるか。直前の気配にも注目だ。