【アイビスSD】一昨年3着のビリーバー Wコースで気合を注入

2022年7月28日 05:30

 【東西ドキュメント・美浦=27日】直線1000メートルで争われる国内唯一の重賞アイビスSD。この独特の条件を得意とする馬たちが出走を目指して、18頭の出走枠に今年は26頭が登録。一昨年3着だったビリーバーは現在、出走決定順18位タイ。ルッジェーロとの2分の1の抽選を突破すれば3年連続(昨年は11着)での当レース出走になる。

 Wコースでの最終追いは杉原が騎乗して単走追い。ラスト強めに追われて5F65秒8~1F11秒4をマーク。石毛師は「ちょっと強めにの指示。直線の動きは良かった。過去2年と同じような仕上がり。年齢的な衰えはまだ平気」と笑顔を見せた。前走の韋駄天Sは後方から伸びて4着。勝ったマリアズハートと0秒2差の惜敗だった。23日福島の新馬戦では同厩舎所属の半弟デイドリームビーチがデビュー勝ち。「下も勝ったし姉さんもあやかりたいところ。楽しみを持って送り出せる仕上がり」と期待の口ぶり。“これは侮れない”と思った鈴木智だった。

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