【アイビスSD】スピード抜群シンシティ 好調維持に陣営納得

2022年7月28日 05:30

 【東西ドキュメント・栗東=27日】新潟開幕を飾る名物重賞のアイビスSD。女性ジョッキー対決が注目を集めるが、新谷は牝馬のシンシティに熱視線を送っている。

 最終追いは坂路で4F55秒1~1F12秒1を刻んだ。トップギアに入ると、グンと加速。モニター越しでも手応えの良さが伝わってきた。担当の菅藤助手は「先週攻めているのでしまいをサッと伸ばした。反応が良かったし、前走と比べても変わらずいい状態で向かえそうです」と納得の表情を浮かべた。

 キャリア12戦目で初めて芝に起用した前走・韋駄天Sは千直のスペシャリストが集う中、前半3F32秒5で飛ばしながら0秒1差の3着。新たなステージで持ち味のスピードをフルに発揮した。菅藤助手は「1000メートルで、よりスピードを生かせた。前走は枠(5番)の差が大きかったので、10番枠より外が欲しいですね」と思い描いた。外枠なら重い印を…。新谷は取材ノートにそっと記した。

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2022年7月28日のニュース