香港スプリントで骨折のピクシーナイト、軽く走る調教を再開 来年の復帰を目指して調整中

2022年9月16日 18:10

ピクシーナイト

 昨年12月12日の香港スプリントに出走し、4コーナーで落馬、競走中止となって左前脚の橈側手根骨に剥離骨折が判明したピクシーナイト(牡4=音無、父モーリス)が放牧先のノーザンファーム早来(北海道安平町)でキャンター(軽い走り)を再開した。16日、シルクホースクラブが発表した。

 7月にトレッドミル(ルームランナーのような器具)による常歩(なみあし)を再開。その後、ダク(速く歩くこと)を取り入れ、さばきが軽快になってきたことから次の段階にステップアップした。

 昨年10月のスプリンターズSでG1初制覇。香港から帰国後は12月22日に栗東トレセン診療所で手術を受け、無事終了した。来年の復帰を目指し、年内はじっくり調整を進めていく。

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