【秋華賞】エグランタイン 一発あるぞ!池添好感触「状態は凄く良くなっている」

2022年10月14日 05:30

池添謙一が騎乗し、坂路で追い切られたエグランタイン

 【G1ドキュメント・栗東=13日】3日間開催明けの今週は木曜に追い切りが殺到。来週の菊花賞にエントリーした関西馬も19頭中17頭(抽選対象含む)がこの日、1週前追い切りを行った。開門直後からG1特別ゼッケンを着けた馬が続々と登場。寺下がコース、坂路モニターを交互にチェックしているとCWコースにダービー5着プラダリアが池添を背に現れた。オンザダブル(3歳1勝クラス)を2馬身追走。直線、内から並びかけると鋭く加速し、6F81秒0~1F11秒6で4馬身先着した。

 引き揚げてきた池添を直撃すると「メチャクチャ良かった。前進気勢があって、しまいの動きもいい。前走時とは全然違う」。前哨戦の神戸新聞杯は2番人気8着に敗れたが、本番に向けて一変ムード。来週の最終追いが楽しみになった。

 そして話題は週末の秋華賞へ。コンビ継続のエグランタインは前走・ローズS3着で優先出走権を獲得した。「イメージよりは後ろからの競馬になったが、しぶとく長く脚を使った。最後は勝ち馬に詰め寄っていたし、内容は悪くなかったですよ」と振り返る。

 前日の最終追い切り(坂路4F53秒1~1F12秒5)にも騎乗。「状態は凄く良くなっている」とこちらも好感触だ。春の牝馬クラシックには間に合わなかったが、ここに来ての上昇ぶりは見逃せない。「メンバーは違ってくるが楽しみはあります」と鞍上。過去10年、春の2冠牝馬が出走した秋華賞(12、18、20年)は春のクラシック未出走だった馬が必ず馬券に絡んでおり(6番人気3着→5番人気2着→9番人気3着)、今年も上がり馬の一発に注意したい。

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