【菊花賞1週前追い】ガイアフォース&ジャスティンパレス 杉山晴厩舎2頭が坂路好感触
2022年10月14日 05:20 クラシック最終戦「第83回菊花賞」(23日、阪神)の1週前追い切りが13日、栗東&美浦トレセンで行われ、東西トライアルを制した杉山晴厩舎2頭はそれぞれ坂路でジョッキーが感触を確かめた。セントライト記念の覇者ガイアフォース(牡3)は松山を背にウインアウォード(3歳1勝クラス)を3馬身追走。最後はしっかり追われ、半馬身ほど届かなかったが、ラスト1Fは12秒0と好時計をマーク(4Fは53秒8)した。鞍上は「1週前なのでしっかりやれたし、動きはもう一段良くなると思う」とジャッジ。3000メートルの距離について「未知な部分もあるが折り合いに関しては心配していません」と力を込めた。
神戸新聞杯を制したジャスティンパレス(牡3)はコンビ継続の鮫島駿を背に単走追い。こちらは馬なりのままキビキビと駆け上がり、4F55秒2~1F12秒1をマークした。鞍上は「イメージ通りの調教ができました。使った上積みはあるし前走よりも良くなっている感じがします」と上昇をアピール。距離についても「経験している馬はいないし距離不安を打ち消させるようにコンタクトを取っています」。人馬一体となってラスト1冠獲りに燃える。