【天皇賞・秋】(6)ジオグリフ&(7)イクイノックス 木村厩舎2頭は4枠から3歳盾獲りへ

2022年10月28日 05:30

森林馬道を通り厩舎に戻るジオグリフ(前)とイクイノックス(撮影・郡司修)

 木村厩舎の3歳2騎はくしくも4枠に同居。皐月賞馬ジオグリフは6番。太田助手は「まだ少しゲートの駐立に不安を残している馬なので、後入れの偶数枠は良かった。まずはスタートをクリアすること。それが一番のポイントになる」と、まずは歓迎ムード。ダービーは距離の壁もあったが、終始外を回らされる厳しい展開。福永は「取りたいポジションを取れず、(道中で)息が入らなかった」と振り返る。理想の偶数に加えて、内めの枠で流れに乗れば、皐月賞の再現も十分ありうる。

 一方、イクイノックスは隣の7番。太田助手は「ゲートの入りや駐立は問題ないので、奇数偶数は気にしていない」とした上で「枠の内外より、しっかりゲートを出せるかが鍵」と結んだ。春は皐月賞、ダービーと、いずれも大外18番で2着惜敗。春よりは有利な枠を引き当て、リベンジに挑む。

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