【浦和記念】Vのクリノドラゴン、デビュー戦18番人気16着からの下剋上 あのダービー馬と走っていた
2022年11月23日 17:10 ダート長距離の一戦は、武豊が騎乗しクリノドラゴン(牡4=大橋)が制した。勝ち時計は2分6秒3。後方からレースを進めて徐々に進出すると、直線では前をきっちりとらえて差し切った。クリノドラゴンは重賞初制覇で通算28戦5勝とした。
クリノドラゴンは20年10月25日の2歳新馬(京都芝1800メートル)でデビュー。18頭立て18番人気で16着だった。このレースを制したのは21年の日本ダービーを制したシャフリヤール。武豊は2着のヴィヴァンに騎乗していた。
初勝利を挙げたのは21年5月の9戦目で武豊が騎乗。この日も含めた全5勝を武豊の手綱で挙げており、「未勝利の時から何回もコンビ組ませてもらって、少しずつ階段を上がって、初めて重賞レースを勝てて特別にうれしいものがある」というスーパージョッキーの言葉に実感がこもった。