香港C出走のパンサラッサ 追い切りで好調ぶりアピール 矢作師「状態は天皇賞・秋より上がっている」

2022年12月7日 12:51

シャティン競馬場で追い切ったパンサラッサ(C)The Hong Kong Jockey Club

 香港C(11日、シャティン)に出走するパンサラッサ(牡5=矢作、父ロードカナロア)が7日、シャティン競馬場の芝コースで追い切った。単走で小気味よく加速すると、最後までハツラツとした走り。世界の強豪を破った3月ドバイターフに続く海外G1制覇へ好調ぶりをアピールした。矢作師は「レースをイメージして平均的に速いペースを刻み、最後に気合をつけた。いい動きでした。状態は天皇賞・秋(2着)より上がっていると思う」と自信を含むトーンだ。

 日本馬の香港C逃げ切勝利といえば15年のエイシンヒカリ。ラストランの16年には大逃げでシャティン競馬場に大歓声を巻き起こした。前走・天皇賞・秋で大逃げを打ったパンサラッサに懸かる期待は大きい。師は「誰もが分かっていると思うけど(ハナに)行きます。相手関係がどうかというよりライバルは彼自身。自分の競馬をするだけです」と意気込んでいた。

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2022年12月7日のニュース