【有馬記念】赤星憲広氏 スタミナ抜群未知の可能性に懸けるボルドグフーシュに◎

2022年12月24日 07:00

有馬記念の予想をした赤星氏(撮影・岸 良祐)

 「第67回有馬記念」は25日、中山競馬場でゲートイン。競馬に造詣が深い本紙野球評論家の赤星憲広氏(46)は距離、重量、枠順と好材料がそろう2枠3番ボルドグフーシュに◎を託した。

 本命は思い切って(3)ボルドグフーシュにしました。実績のある(9)イクイノックスや(13)タイトルホルダーは当然強いし人気にもなるでしょうが、この3歳馬の未知の可能性に懸けてみます。

 スタミナがあり、ロングスパートができる。これまでは後ろからのレースが多かったのですが、前で運べれば勝ち切れたレースがあったと思っていました。だから内枠を引いてほしかったですし、福永騎手が3番を引き当てた時の喜びようを見て、そのような展開になることを勝手に予想してしまいました(笑い)。ボクの中では長距離適性、重量、枠順と先に挙げた実績組を逆転できる条件が全て整ったと確信しています。

 今年の3歳馬はレベルが高い。その中でも皐月賞2着、ダービー2着の(9)イクイノックスは最上位でしょうし、過去の名馬にも並ぶ怪物級かもしれないと思っています。負けた2レースはいずれも大外18番枠だったことが敗因だと思うので、普通に力を出し切れば、あっさり勝ってしまうかもと想像できます。

 ▲の(5)ジェラルディーナは小回りの対応がうまく、この秋の2連勝が圧巻で3年前の覇者リスグラシューとイメージがかぶります。☆の(13)タイトルホルダーはすんなり先手を取れれば…。△は(6)ヴェラアズールと(10)ジャスティンパレス。印はこの6頭までの3連単(3)(9)2頭軸マルチで勝負します!

 ◇赤星 憲広(あかほし・のりひろ)1976年(昭51)4月10日生まれ、愛知県出身の46歳。大府から亜大、JR東日本を経て2000年ドラフト4位で阪神入団。03、05年のリーグ優勝に中心選手として貢献し、9年間で通算1276安打。通算381盗塁。タイトルは新人から5年連続盗塁王、新人王。現役引退後は本紙の野球評論家を務める一方、競馬番組にも出演している。

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