【京都金杯】ヴィクティファルス 馬具効果で変身だ!
2023年1月3日 05:24 【東西ドキュメント・栗東=2日】年末のホープフルSはドゥラエレーデのVで幕を閉じた。池添学厩舎はG1初勝利。トレーナーは歓喜の中で、もう一つの喜びに触れた。「最終日に2つ勝って、キリ良く40勝することができたんです。アトモストリミッツ(阪神2R勝ち)が火を付けてくれたんだと思います」と振り返った。JRA40勝の大台はキャリアハイを大きく更新。気分良く年をまたいだ。
京都金杯にはヴィクティファルスがスタンバイ。最終追いは新コンビを組む団野が騎乗、馬なり単走で4F51秒8の自己ベストをマークした。鞍上は「背中の良さを感じましたね。2、3F目で力んでいた部分はありましたけど、加速していく時の体の使い方は“力があるな”と思いました」と好感触を告げた。
攻めは動く。それを実戦で表現できるかどうか。池添学師は「力は通用すると思うので、かみ合ってくれれば。今回はリングバミに替えたり、馬具も工夫します。コーナー4つよりワンターンの方が競馬はしやすいと思う」と見通しを語った。好調厩舎の勢い、小林は変身ありと力が入った。