【中山記念】ダノンザキッド 中山で復活だ!昨秋から再び勢い G1連続2着

2023年2月20日 05:30

中山での復活白星に期待が高まるダノンザキッド(撮影・亀井直樹)

 春の中山開幕週を飾るのは伝統の古馬G2「第97回中山記念」。今年もG1級の強豪が集結し、目が離せない好カードになった。

 まず注目はダノンザキッドだ。一時は善戦止まりに終わっていたが、昨秋は再び勢いに乗ってきた。マイルCS2着に続き、前走・香港カップは強豪相手に2着死守。コーナー4回のコースも上手に立ち回った。中山は2歳時(20年12月)にG1ホープフルSを制した思い出舞台。それ以来の復活白星の期待が高まる。

 スタニングローズは昨年の秋華賞でG1初制覇。エリザベス女王杯(14着)は道悪に泣いたが、良馬場なら巻き返して当然。中山はフラワーC、紫苑S優勝で2戦2勝と抜群の相性。立ち回りのうまさが生きる。

 関東馬では7歳古豪ヒシイグアスが約8カ月ぶりに久々登場。2年前の香港カップ2着、昨年6月の宝塚記念2着とG1好走の実績馬。中山は好相性だけに鉄砲駆けの期待も。チャレンジC連覇を飾ったソーヴァリアント。中山金杯で重賞初制覇を飾った4歳ラーグルフ、スポニチ賞京都金杯Vで底力を見せたイルーシヴパンサーも侮れない。NHKマイルC優勝の実績馬シュネルマイスターの復活劇なるかも注目される。

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