【東京新馬戦】ジオッコピアノ 1馬身半差V 田中博師「ギリギリ能力で勝てました」

2023年2月20日 05:16

 東京5R・新馬戦(ダート1600メートル)は、1番人気の外国産馬ジオッコピアノ(牡=田中博、父ジャスティファイ)が現3歳世代最後の新馬戦を勝ち上がった。

 4番手から直線はジワジワと伸び、迫ってきたモレイラ騎乗のオーディブルコールを1馬身半差で退けた。騎乗したバシュロは「スタートは遅かったけど、押して位置は取れました。子供っぽい面があって、砂をかぶるのを嫌がったので外を回しました。反応ももうひとつだったので、ムチを使いました。距離はぴったりですね。1回使って良くなると思います」と成長を期待。

 田中博師は「ギリギリ能力で勝てました。まだ脚元が固まっていなくて、坂路だけの仕上げ。コーナリングもいまひとつ。4角では勝てるような手応えではなかったですね。きょうは馬の能力だけで勝たせてもらいました。これを使って変わってくると思う。素材は間違いなくいいので」と今後に託した。父は18年の米3冠馬ジャスティファイ。砂路線での活躍が期待される。

特集

2023年2月20日のニュース