【皐月賞】ソールオリエンス無傷3連勝でまず1冠!最少キャリアで頂点へ 横山武、歓喜の絶叫
2023年4月16日 15:43 クラシック3冠ロード第1弾「皐月賞」は、ソールオリエンス(牡3=手塚)が制し、G1初制覇を飾った。勝ち時計は2分0秒6。2着にタスティエーラ(牡3=堀)、3着にファントムシーフ(牡3=西村)が入った。騎乗した横山武はガッツポーズしながら歓喜の絶叫だった。
「ほんとにたくさんいい馬乗せてもらっているにも関わらず去年はG1でいい成績残せなかったので。何が足りないんだと毎日毎日研究して、それでも結果が出なかった。ここで馬のおかげだけど、いい結果を出せて良かった。この馬の強さは僕が一番知っているので。自信を持って臨みました。走る馬、凄くいい馬です」
ソールオリエンスは父キタサンブラック、母スキア(母の父モティヴェーター)の血統で通算3戦3勝。3戦での優勝は2歳戦が実施されるようになった1946年以降、最少キャリアとなった。
横山武はJRA・G1通算6勝目、手塚師はG1通算9勝目を挙げた。
【全着順】
(1)ソールオリエンス
(2)タスティエーラ
(3)ファントムシーフ
(4)メタルスピード
(5)ショウナンバシット
(6)シャザーン
(7)トップナイフ
(8)ウインオーディン
(9)フリームファクシ
(10)ベラジオオペラ
(11)グリューネグリーン
(12)グラニット
(13)タッチウッド
(14)マイネルラウレア
(15)ワンダイレクト
(16)ラスハンメル
(17)ホウオウビスケッツ
(18)ダノンタッチダウン
▽皐月賞 1939年に英国の「2000ギニー」を範として、「横浜農林省賞典四歳呼馬競走」として創設された。43年に東京に移設。戦争による中断を挟み、49年から中山で現在の名称で施行されている。クラシック3冠の第1弾で「皐月賞は最も速い馬、ダービーは最も運がある馬、菊花賞は最も強い馬が勝つ」と言われる。