1、2着馬に12月の当地Jpn1全日本2歳優駿優先出走権が与えられる一戦。（5）アムクラージュを主役に指名する。前走、地元のS3を制覇。早め先頭に立ち、直線でさらに後続を突き放す圧巻のパフォーマンスだった。500キロ超えの雄大な馬体はまだまだ完成途上だが、現時点の能力比較でもNo・1。折り合いに不安はなく、100メートルの距離延長も問題ないとみた。前走同様、強気のレース運びで重賞V2を達成する。

　パンセが続く。前走は直線外から追い込んで半馬身差の2着。勝ちみに遅い半面、直線は必ずいい脚を使う。S2のメンバーが相手でも上位争い可能だ。ハイレベルな道営からの遠征馬サントノーレもV圏内。

　▼パンセ（高月師）前走の2着は惜しかった。スタートで置かれて位置取りが後方になったのが痛かった。この中間も攻めてきたし、改めて期待したい。

　▼サントノーレ（田中淳師）3着敗退の前走は、逃げた馬が同じ厩舎の馬だったので鞍上が乗りにくかったよう。前走後はここ目標に左回りの追い切りもこなし万全の状態に仕上がった。南関東勢との力関係が鍵だが、坂路で鍛えている分、こちらの方が優勢だと思う。

　▼アジアミッション（山崎裕師）前走はもまれる形になったのが痛かった。それでも末脚を使ってくれたし、状態は維持しているので巻き返したい。

　▼カタルシス（山崎尋師）前走前に一息入れたのが成長につながっている。追い切りの動きが良かったように、勝った前走よりもいい状態。あとは相手関係。

　▼アムクラージュ（藤原師）レースを使うごとに動きが素軽くなってきた。このレースに照準を合わせてきっちり調整できたし、好結果を期待する。

　▼スノーシュー（角川師）前走後は疲れが出たので休養に。厩舎に戻ってから2本追ったけど、直前の動きは悪くなかった。能力はあるし距離もこなせると思っているが、いきなり左回りに、コーナー4つの競馬は大きなハンデになる。

　▼ホークマン（山崎裕師）前走の若武者賞（4着）を使ってここというのは予定通り。重かった前走を使って動きも凄く良くなった。楽しみな一戦。

　▼モンゲースパイ（高月師）前走2番手で控える競馬ができたし、2着に来たのも大きい。距離延長がどうかだが、順調に来たしどんなレースをしてくれるか。好結果を期待したい。