凱旋門賞馬エースインパクト、電撃引退 無敗6連勝で種牡馬入り
2023年10月13日 08:40 無敗6連勝で1日の凱旋門賞を制した仏ダービー馬エースインパクト(牡3=仏JC・ルジェ、父クラックスマン)の引退が決まった。12日、エキディア、ジュールドギャロなどフランスの地元メディアが一斉に報じた。今後は同国北西部ノルマンディーにあるボーモン牧場で種牡馬入りする。
今年1月末のデビューから4連勝で6月の仏ダービーを制し、夏のG2勝ちをステップに凱旋門賞は1番人気に応えて差し切りV。その後、動向が注目されていた。
凱旋門賞のレース後、オーナーサイドが「素晴らしいレースの一つ」と興味を示したジャパンカップ(11月26日、東京芝2400メートル)の予備登録は見送り。次の世代に血をつないでいくことになった。
ボーモン牧場はSNSを更新し「3歳の世界チャンピオンであるエースインパクトの種牡馬入りを発表できることを誇りに思います」とつづった。