【秋華賞】ソレイユヴィータ状態良い!コース替わりも歓迎、陣営「あとは勝つだけ」

2023年10月13日 05:27

厩舎周りで運動するソレイユヴィータ(撮影・亀井直樹)

 20年3冠牝馬デアリングタクトが引退。その発表から程なくして、同じ杉山晴厩舎が3冠最終戦に起用するのがソレイユヴィータだ。担当スタッフがデアリングタクトを担当していた腕利き・池水健児助手(40)なのも3年前の快挙を思い出させる。5分の4の抽選を突破し、池水助手は「出ることができて良かったです。あとは勝つだけですね」と笑みを浮かべた。

 3冠が懸かった3年前とは立場が違う。当時はレースが近づくにつれてプレッシャーが襲いかかったが自信はあった。オークスから直行ローテでも「間隔が詰まった方がどうかなと思っていたので気にならなかった」と振り返る。今回は「立場としては楽ですね。どこまでやれるか楽しみ」と挑戦者の構えだ。

 前走・紫苑Sは12着に敗れたが、その後も順調に乗り込み「状態はいい」ときっぱり。「直線が平たんな分、京都の方が合いそう」とコース替わりを歓迎する。3冠の重みを知る陣営の期待馬が2冠女王にぶつかっていく。

 ▼ピピオラ(武幸師)前走を勝てば、ここと決めていました。状態はいいし条件も合うと思う。楽しみです。

 ▼フェステスバント(藤岡師)チャンスがある馬だと思っているし、通って良かった。今朝もしっかり動けていた(CWコースで6F82秒3~1F11秒5)。先行有利の舞台なので持ち前の先行力を生かしたい。

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