【BCクラシック】ウシュバテソーロ 真の世界一へ軽快!史上初の偉業へ高木師「予定通り」
2023年11月3日 05:30 日本時間5日に米国サンタアニタパーク競馬場で行われるBC諸競走に出走する日本馬が、同競馬場で追い切った。BCクラシック出走のウシュバテソーロ(牡6=高木)はダートで予定通りの追い切りをこなした。
ウシュバテソーロに主戦・川田が騎乗してダートコース入り。BCフィリー&メアターフに出走するウインマリリンが先導役の形で5Fからスタートしたが、併せ馬ではなくお互いに単走。馬なりのまま軽快なフットワークで駆け抜けた。その後、ゲート練習を行い駐立をチェック。川田は「ウインマリリンに先導してもらい、オーバーワークにならない程度に、また気持ちをリラックスする目的で追い切ってきました。動きも問題なく順調にきていますので、競馬の日を迎えられればと思います」とコメントした。
高木師は「予定通りです」と前置きして「今日も気分良く走っていたと思います。馬体は出来上がっていると思うので、サラッとしまいだけ。プレッシャーをあまりかけずに、川田騎手には最後の反応を見てもらいました。ゲート練習にも落ち着いて対応できたと思います」と好感触を得ていた。ウシュバテソーロは5歳秋まで芝3勝クラスだったが、ダートに転じて8戦7勝の快進撃。壮行戦となった前走船橋での日本テレビ盃は好位抜け出しの競馬で快勝し、現在6連勝中。7連勝を達成すれば、史上初のドバイワールドC&BCクラシックの同一年制覇となる。