【阪神JF】判断材料が少ない2歳GⅠ エクアが各馬の出走レースをおさらい
2023年12月8日 10:17 「エクアのズバッと全頭評価」は、Vチューバー・樫桜華(かしおか)エクア=年齢非公表=がG1出走全馬について臨戦、調教、血統などから多角的にジャッジ。阪神JFは判断材料が少ない2歳G1。各馬の出走レースをおさらいして評価した。
1枠1番コスモディナー
父の産駒は人気薄での激走を頻発。前走も好内容だが、極端な瞬発力勝負に懸念あり。
1枠2番クイックバイオ
須貝師は阪神JF3勝。暮れにピークを持ってくる。モリスの持たせるテクも見もの。
2枠3番キャットファイト
コンバスチョンが出る早期活躍が見込める配合。スプリント寄りの流れなら芝もOK。
2枠4番ニュージェネラル
不良馬場の新馬を先行押し切り。全ての条件が違いすぎる。初戦のレベルも平均程度。
3枠5番スプリングノヴァ
前進気勢が強く競って強そう。父の血統も走りのフォームもダート向きに思えるが…。
3枠6番ステレンボッシュ
速い馬場だが赤松賞のタイム優秀。完成度が高く早期勝負型。それゆえの中2週出走。
4枠7番アスコリピチェーノ
祖母は英2歳G1勝ち馬。配合は「差すレシステンシア」で、このレースが合いそう。
4枠8番プシプシーナ
スロー単騎、プレッシャー少なめの逃げで2勝目。同厩舎のナナオとどう折り合うか。
5枠9番テリオスルル
前走は案外も、2走前のサフラン賞は3着でも好内容。短縮ローテ歓迎で前に構える。
5枠10番コラソンビート
速い流れの中で上がり3F33秒2のレコード勝ちは値打ち。緩い流れは微妙で前々か。
6枠11番スウィープフィート
大活躍の父は牝馬は切れ味、牡馬はパワーの印象。この馬は牝系の影響かやや不器用。
6枠12番シカゴスティング
差しに回っても競馬できたが、そう切れるタイプではない。マイル向き切れ味は微妙。
7枠13番カルチャーデイ
前走が15番人気Vの爆穴ホース。重賞勝ち馬でも延長、初マイルで今回も下馬評低め。
7枠14番サフィラ
全兄が朝日杯Vで、配合の字面より仕上がりが早い。牝馬ならなおさら。馬体増希望。
7枠15番ナナオ
前走は中盤での脚の緩め方が絶妙。ペース制御が上手な逃げを打てる。ハナ望ましい。
8枠16番ルシフェル
そう切れる印象はないが、周りを囲まれても追われて伸びる精神力。混戦に好機あり。
8枠17番ミライテーラー
オキザリス賞のレベルは低くなく、内容も堅調。初芝でも常識破りの父オルフェなら。
8枠18番ドナベティ
厩舎含めリアルスティール産駒らしい馬。瞬間的にいい脚を使うが、稼働距離は短め