休養していた武豊が調教騎乗を再開「思ったより時間がかかった」来週の復帰を目指す

2023年12月8日 08:15

セキフウにまたがり、調教騎乗を再開した武豊(撮影・坂田 高浩)

 右大腿の筋挫傷で休養していた武豊(54)が8日、栗東トレセンで調教騎乗を再開した。弟・幸四郎厩舎のセキフウ(牡4)に騎乗し、CWコースへ。4F54秒0~1F11秒5で駆け抜けた。

 久しぶりに馬の感触を確かめた武豊は「長かったですね。まだ違和感自体はあるけど乗っていこうかなと。なかなか膝が曲がらなくて思ったより時間がかかりました。膝が曲がらないと馬に乗れないですから」とケガしてからの状態を振り返った。

 復帰に向けて「やれることはやりまくって、いろいろなところに行きました。万全じゃなければ…と思うし、来週水曜か木曜にドウデュースに乗って、そこで(復帰するかどうか)決めます」と見通しを語った。

 天皇賞・秋当日の10月29日、騎乗馬の脱鞍の際、右大腿を蹴られ、その後の騎乗を見送った。

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