【日本ダービー展望】ジャスティンミラノ 史上8頭目の無敗2冠へ

2024年5月19日 15:50

皐月賞を制したジャスティンミラノ(13)

 競馬の祭典「第91回日本ダービー」は26日、東京芝2400メートルで行われる。

 主役はもちろん2冠を狙うジャスティンミラノだ。東京での新馬戦、共同通信杯を快勝して迎えた皐月賞では、過去2戦で経験していないハイペース、初の右回りを難なくこなし1分57秒1のコースレコード勝ち。世代屈指の力を示した。CWコースでの1週前追いではシャープな脚さばきでラスト2F10秒9、11秒3と出色のタイムをマークし仕上がりも万全。デビュー当初から陣営のジャッジは」皐月賞よりもダービー向き」。無敗街道まっしぐらだ。

 ライバル筆頭は皐月賞2着コスモキュランダ。フットワークが大きく距離延長は歓迎。切れ味比べになれば逆転まで。牝馬レガレイラはぶっつけ本番で臨んだ皐月賞では6着止まり。ただ、昨年のホープフルSで牡馬を一蹴した素質は本物。鋭い切れ味は明らかに東京向き。休み明けを使った上積みもある。07年ウオッカ以来、17年ぶりの牝馬戴冠なるか注目される。

 別路線組ではキタサンブラックの半弟シュガークンが侮れない。前走の青葉賞は兄譲りの勝負根性を見せ完勝。一戦ごとの成長は明らかで、ここでも前走以上のパフォーマンスを見せてくれそうだ。

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