【北九州記念】ナナオ軽快仕上げ!ラスト1F11秒4、小栗師「申し分ない」
2024年6月27日 05:18 女優の菜々緖のようにスタイルの良さを感じさせるナナオがポリトラックを軽快に駆け抜けた。ソルアマゾン(3歳未勝利)との併せ馬。6F82秒0~1F11秒4、1馬身半先着した。
前走の葵Sは同世代のピューロマジック、ペアポルックスに続く3着。2着のペアポルックスとは同タイム、勝ち馬とも着差ほどの差はない。展開と道中の並び次第で、前進は十分に見込める。小栗師も逆転へ手応えをにじませた。
「ポリトラックで反応が良かったです。馬体も10キロぐらい増えています。オンオフがしっかりしていて可愛いですね。心肺機能もいいし、ハンデ52キロを生かしたい。出来は申し分ない」
フルゲートの電撃戦、枠順が鍵になる。「開幕週なので内めの偶数枠がいいですね。後は並び次第」。梅雨時とあって、馬場が渋る可能性もある。道悪は3勝、2着1回。恵みの雨はあるのか。スタイリッシュなナナオが自慢の先行力を発揮。開幕週の奇麗なグリーンベルトを駆け抜ける。