馬にも縁の深い元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方 「出馬表が輝いた」帝王賞の本命馬は?
2024年6月26日 19:43 大相撲の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)が上半期の中距離決戦「帝王賞」の開催に合わせて大井競馬場に初めて来場。9R終了後、ゴール前の賞典台でトークショーを行った。
親方は茨城県牛久市の出身で小・中学校は同県龍ケ崎市に通った。ともにJRAの美浦トレセンに近く「同級生の父がJRAの調教師をやっていたり、職場体験で牧場に行ったりした。小さい頃から馬に関わってきた」と貴重なエピソードを明かした。
すさまじいサバイバルである大相撲の世界で生き抜いた秘けつについても言及。「しっかり準備して、戦う時は無の状態になる。それが僕には合っていた」と横綱に上り詰めた現役時代の勝負術を明かした。
第72代横綱となった時の思いについても語った。「横綱として見る景色は大関とは雲泥の差だった。騎手も馬もビッグレースに勝てば大きく変わるのかな」と、競馬に絡めて話した。
最後に「帝王賞の注目は7番セラフィックコール。出馬表を見たら輝いていた」と予想を披露した。
11Rの帝王賞終了後はプレゼンターを行う予定。