【府中牝馬S展望】ブレイディヴェーグ G1馬の貫禄を見せる
2024年10月6日 18:13 今週は土曜(12日)、日曜(13日)、月曜(14日)に2場ずつ開催される変則3日間開催。月曜は東京、新潟で開催される。東京の月曜メインはG2「第72回府中牝馬S」(芝1800メートル)。来年から同名の重賞はマーメイドSを引き継ぐ形で6月開催となるため、秋のエリザベス女王杯前哨戦として行われるのは、今年が最後となる。
“フィナーレ”には例年以上の好メンバーが集結。中でも注目は昨年エリザベス女王杯(1着)以来の実戦となるブレイディヴェーグだ。その前走はイクイノックスに並ぶ最少キャリア(5戦目)での古馬G1制覇を達成。重賞未勝利、G1初挑戦の身で1番人気にも支持され、見事に期待に応えた。その後は脚元のトラブルで長期休養となったが、中間は懸命な調整で状態を戻しつつある。レース勘は鍵となるだろうが、地力最上位は間違いない。
マスクトディーヴァも前走ヴィクトリアマイルで1番人気に推された実力馬。直線での致命的な不利で3着に終わったが、スムーズに脚を伸ばせば反撃は必至だ。他にはヴィクトリアマイル2着で存在感を示したフィアスプライド、スピード上位のコンクシェル、安定感抜群のコスタボニータ、昨年3着ライラックなどがエントリーしている。