【阪神JF】大野照旺オーナー「興奮」 念願のJRA・G1初制覇

2024年12月9日 05:28

阪神JFを制し口取り写真に岩田望(左)と(右から)上村師 、大野オーナー

 “マテラ”でおなじみの大野照旺オーナーは16年1月のJRA初勝利から足かけ約9年、延べ6頭目の出走で悲願のJRA・G1初勝利となった。

 22年に亡くなった息子の剛嗣さんから“ヴェローチェ軍団”を引き継いだ。「今日はパドックからいい雰囲気で勝たないかな、と。ゴール前は興奮しました」と歓喜。

 朝日杯FSにも有力馬アルテヴェローチェが控えているが、「来週も自分で選んだ馬。ありがたいですね。でも、勝負の世界は厳しいですから」と気を引き締めていた。

《3年連続14勝目 ノーザンF無双》ノーザンファームは3年連続14勝目と追随を許さぬ無双ぶり。ノーザンファーム空港の川崎洋史場長は「早期デビューから北海道で2回使ってここを目標にするのは予定通り。今後が非常に楽しみ」と喜んだ。母ラクアミはグレナディアガーズの子を受胎中。今年のミックスセールで繁殖牝馬部門最高額3800万円(税抜き)で(株)Winning Horse Clubに落札されている。

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